お正月で飲むお屠蘇の意味や歴史や使い方などを徹底解説いたします。
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お屠蘇について全て学んで頂けます
こんにちは
水素温活士の大河内です。
温活士の先生から漢方の世界でも知られ日本の文化でもあったお屠蘇について教えて頂きました。
健康や無病息災という意味でも一年を健康に過ごすという意味でも、その消えそうな日本文化をもっと世の中に伝えて行きたく、お屠蘇について解説いたします。
お屠蘇とは?
小品方によるとお屠蘇(屠蘇散)は中国の三国時代の名医の伽陀(かだ)によって処方されたものと記載されております。
「蘇」という悪鬼を屠(ほふ)るとい云われれる所から屠蘇と名付けられました。
「屠」には「死」、「葬る」という意味があります。
また「邪を屠(ほふ)り身体を蘇らせる」という意味からこの名前が付けられたという説があります。
屠蘇の歴史
450年頃「小品方」に記載され、長い時間をかけ中国は唐の時代の遣隋使の蘇明(そめい)によって屠蘇が日本に伝わりました。
平安時代に嵯峨天皇が初めてお正月にお屠蘇の儀式を行うことから日本に根付くようになったそうです。
宮中での屠蘇の使われ方
一献目に屠蘇、二献目に白散、三献目は度嶂散を一献ずつ飲むことが決まりでした。
この綺麗を国民も倣い、元旦に屠蘇を用いることで一年中の邪気を除き、家内健康にして幸福を得られると云われてきたようです。
屠蘇ってどんな味?
実際に当日のレシピが残っておりますが、それをそのまま作ると非常に不味い飲み物でした。また成分に少量のトリカブトも入っているため、用法用量を間違えると人が死亡することもあったようです。ただ現代では配合を変えることで大変美味しいお屠蘇ができました。飲み比べてみた結果、日本一美味しいと自負するお屠蘇だと思いますで、是非、御賞味ください。
お屠蘇の作り方
大晦日の夜、清酒1合(約180ml)に一晩屠蘇散を冷たく浸しておきます。、元旦の雑煮の前にこれを呑みます。
お屠蘇の正しい飲み方
元旦の朝、若水(元旦の早朝に汲んだ水)で身を静め、神棚、仏壇などを拝んだ後に家族全員が揃って新年の挨拶をし、雑煮の前にお屠蘇を呑みます。
お屠蘇を飲む器
屠蘇器(とそき)と呼ばれる朱塗り、または白銀やスズなどのお銚子と朱塗りの三段重ねの盃による酒器揃えによって供されます。
お屠蘇を飲む順番
一年の無病息災と延命長寿を願うことから、若者の活発な生気にあやかる意味で年少者より順次、年長者へと盃をすすめるのが正式と言われてます。
お屠蘇を飲む地域
主に九州地方が多いとされております。
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